JUNIOR & YOUTH WINDSURFING
第二回 龍郷町ジュニア・ユース
ウインドサーフィン体験会
第二回となる龍郷町ジュニア・ユース ウインドサーフィン体験会を、 ボランティア活動として開催しました。
奄美フリートの皆さんにもご協力いただきました。
台風が通り過ぎた後の海には、 穏やかな南風が吹いていました。
強すぎず、弱すぎず。 初めて風を受ける子どもたちにとって、 とても良いコンディションでした。
FEEL THE WIND
風を感じて、自分の力で進む
ウインドサーフィンは、 エンジンを使わず、風の力だけで海を進みます。
セイルを立てる。
風を受ける。
バランスを取りながら、 少しずつボードを前へ進める。
最初は思うように進まなくても、 風をつかんだ瞬間、ボードは静かに動き始めます。
その瞬間の子どもたちの表情は、 説明を聞いているときとはまったく違います。
風は目には見えません。
けれど、セイルに入った瞬間、その力を身体で感じることができます。
ON THE WATER
台風後の穏やかな南風
台風の後は、 必ずしもすぐに海へ出られるわけではありません。
風向き、風の強さ、波、潮、空の変化。 それらを確認し、この日の海なら安全に体験できると判断しました。
台風通過後の穏やかな南風の中で行われた ジュニア・ユース ウインドサーフィン体験
海が穏やかだから何でもできるわけではありません。
その日の風を読み、 子どもたちの様子を見ながら、 一人ひとりに合わせて進めました。
LEARNING FROM NATURE
上手に乗ることだけが目的ではない
この体験会の目的は、 競技として上手に乗れるようになることだけではありません。
まず海を楽しいと感じること。
そして、風や波の変化を自分の身体で感じること。
思いどおりにならない自然の中で、 自分で考え、工夫し、もう一度挑戦すること。
海の上では、 大人も子どもも自然の前では同じです。
風はこちらの都合には合わせてくれません。 だからこそ、風に合わせることを覚えます。
AMAMI FLEET
奄美フリートの協力
今回の体験会はMAZE AMAMIが中心となり、 奄美フリートの皆さんにもご協力いただきました。
道具の準備、海上でのサポート、 子どもたちへの声かけ。
一人ではできない活動も、 海を知る仲間が集まることで、安全に実施することができます。
地域の子どもたちに、 奄美の海と風を知ってもらう。
その時間を一緒に作ってくださった皆さんに、 心より感謝します。
ENJOY · UNDERSTAND · PROTECT
海を楽しんだ後は、少しだけきれいに
体験会の最後には、 参加者のみんなで海岸清掃を行いました。
海で遊ばせてもらったら、 少しだけ海をきれいにして帰る。
難しい環境教育ではありません。
楽しんだ場所を、自分たちの手で少し整える。 その経験が、海を見る目を変えてくれます。
楽しいから始まり、理解へ進み、保全につながる。
私たちは、マリンスポーツを 自然を理解するための入口だと考えています。
海を好きになることが、 海を守る最初の一歩です。
FOR THE NEXT GENERATION
次の世代へ、奄美の海と風を
奄美に暮らしていても、 海と深く触れ合う機会がいつもあるとは限りません。
身近にある海だからこそ、 きっかけがなければ遠い存在になってしまうこともあります。
ウインドサーフィンを通して、 風を感じ、海の力を知り、 自然の中で自分の身体を動かす。
その経験がいつか、 ふるさとの海を大切にする気持ちにつながればと思います。
将来ウインドサーフィンを続ける子がいるかもしれません。
海の仕事を選ぶ子がいるかもしれません。
あるいは、ただ海を好きでいてくれるだけでも十分です。
MAZE AMAMI
海が教えてくれること
青い奄美も、灰色の奄美も、 どちらも本当の奄美。
台風後の海には、 台風前とは違う風と時間が流れています。
海は人を試すためにあるのではありません。
人が自然を敬うことを 思い出させてくれる場所なのだと思います。
海を征服するのではなく、海を理解する。
MAZE AMAMIではこれからも、 地域の子どもたちが海と風に親しむ機会を、 少しずつ作り続けていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さん、 ご協力いただいた奄美フリートの皆さん、 本当にありがとうございました。