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『静寂の迷宮へ。船底掃除と冬の海。』

風が止んだ午後のひととき。 今日はヨットとサバニの船底を掃除するために、ひとり静かに海へ潜りました。 華やかなセーリングの裏側にある、欠かせないルーティンです。
水面下に潜ると、そこは音のない世界。 ウェットスーツ越しに伝わる、冬の海の心地よい緊張感。 太陽の光が届く場所で、静かに回転を休めるプロペラの造形美。 陸の上では決して見ることのできない、船の「素顔」と向き合う時間です。

【独り言】 「大人になってから、何かに夢中になったことがあるか?」 そんな問いかけを、自分自身に投げかけてみる。 冷たい水が肌を締め付け、呼吸の音だけが響く中、一歩一歩汚れを落としていく。 それは、ある種の瞑想にも似た、官能的で純粋なひとときです。
見えない場所を整えるからこそ、次の航海で風を掴んだときの快感が変わる。 Maze(迷宮)の入り口は、案外こんなに静かな場所にあるのかもしれません。

ピカピカになった船体で、次は何を追いかけようか。 冬の奄美の海は、今日も深く、美しい。

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